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Posted by ミリタリーブログ  at 

2011年05月23日

KSCのM1911とは何だったのか。

さて、世間では『駄作』『黒歴史』としての地位を確立した感のある(ぉ)、
山梨製M1911(ミリコマ)ですが、、、それ程までにダメダメなのでしょうか? 
…といふのが今回の話題です。

ちなみに、私の個体はリコイルSPクラッシュやプラグロケット等の
致命的な欠陥が改善された後のロットのものになります。
(購入時期は確か2年ほど前だったかと。)







早速分解をば。
バレルAssyやプラグの形状がステキです。






最初からクライマックスな構成でアレですが、、、
私的にこのM1911の一番のステキポイントと思っているのがこのアウターバレル。

材質はスライドやフレームと同じABS製ですが、
作動により白く擦れているのが判るかと思いマス。
特にバレル先端のブッシングと噛合う位置(写真左)と、
スライドが最後退した位置(写真右)が擦れてます。

ちなみにコレはバレルの上面です。






そしてバレル下面は全面満遍なく擦れています。
(一部触ってしまい色が落ちていますが…。)

そう、つまり…。
アウターバレルにリアルな作動痕が付くという、
ステキな仕様になっているワケですよ!





ブッシングにも擦れた痕が白く残ってマス。
どうやらコレはABS樹脂によるモノだとか何とか。



外観的なステキポイントはコレくらいですが。(・ω・`)
トリガーのキレやハンマーコックの硬質感はM945譲りで、
意味無くコキコキカチカチしてはウットリできます。(危

作動性はボチボチといったトコロでしょうか。
リコイルSPのテンションが低く閉鎖不良気味になるので、
スプリング伸ばして(ぉ)テンションをやや上げています。
閉鎖はキッチリするようになりましたが、ブローバックスピードが目に見えて鈍くなりまして(ry
何というKSCスローバック。(・ω・`)

そういう意味では、M945のほうがスムースかつ力強く作動する印象があります。
スフェリカルブッシングやロングリコイルガイドによる作動抵抗の違いなんでしょうか。


命中精度は良好です。
10mはサイト通り、弾道も40m先のマンターゲットにほぼサイト通りに飛んでいくというね(ry
といっても山なり弾道ではなく、、、
低進弾道で後半HOPが効き、ドロップし始めた先が40mといった感じです。
ブローバックの勢いとは裏腹に良く飛ぶのが何とも不思議なフィーリング。(・ω・`)
ナムな装備のお供としてゲームに投入してますが、、、結構キルを取れる優秀な子です。
(装弾数は…愛と予備マグでカバー。(ぉ))



といった具合で、
私的にはお気に入りな一丁だったりします。

確かに初期ロットは『エアガンとしてどーなの?』といえる欠陥があったり、
寸法的におかしい(と言われている)部分もありますが、、、
要は『愛し方』なのかなぁ、と。
  


Posted by 尾川屋  at 23:09Comments(0)雑多