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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年04月11日

コバUSPのメタルスライド化

...を、やめてみた。(←







といふコトで、メタルスライドだったコバUSPを純正スライドに戻してみました。
メタルスライドに無かった『TACTICAL』の刻印が格好エエですな。



スライドを元に戻した経緯ですが、キッカケは某社のSUS製スライドAssyの発売アナウンスでしょうか。
今まで 『アルミや亜鉛等のハーフメタルだったらOK』 という漠然とした認識でおりましたが、
仮にも実銃と同系統の材質を使用したメタルパーツは不味かろうと思いマシテ。

そして銃刀法や内閣府令を読むと、、、
外装部品の金属化については何処にも 『50%までならOK』 とは書いてないんですね。
つまり 『外装ハーフメタル』 は100%合法では無いと。

更に金属の材料硬度はHB91以下でないとダメと書いてあります。
その観点でいくとアルミでも材種や熱処理によっては越えてしまいますし、SUSなんて論外ですよ。
(構成部品中、どうしても強度が必要な部品のみ認められているようですが。)



そうなると、手持ちのスライドが 『アルミ鋳物』 であることは間違いありませんが、
詳細な材種や熱処理等の具合が判らないので、、、硬度が規制値を越えている可能性も否定できないワケで。
(まぁ、コレ系の部品で高級材質を使いキッチリ調質しているとは思えませんけれども…。)

更に、コバさんやWAが何故HW樹脂を使っているかを思い出すと、
『金属製スライドやフレームを組み込んだエアソフトガンは違法となる可能性が否定できないから。』
だったワケで。

そんなコバUSPにメタルスライドを組んでいるなんて、
コバさんの思いを否定する行為以外の何者でもないワケで。

そんなこんなで己の認識の甘さを恥じながら、金属スライドは取外しマシタ。




法解釈については曖昧な部分が多いことから、個人によって解約が異なると思いますが、、、
だからといってギリギリを攻めるコトは私的に善しとは思いませんし、
金属外装のガイドラインについては組合に加盟している各主要メーカーが
『どのような材質でエアガンを発売しているか』 がすべてだと思います。

メーカー同士の自主規制大いに結構。
現状、『撃って遊ぶ』 上では不満の出ないレベルの製品が殆どですしね。
どうしてもフル金属外装じゃないと死んじゃう人は、海外で実銃を購入すれば良いと思います。


それに後ろめたさを感じながらではちっとも楽しめませんし。
私の不注意で万一規制が強化されでもしたら責任は負いきれません。
HWのブルーイング等、少しでも質感を良くしようとしてきた皆の努力を無にしてしまいますしね。



そういう意味では目を醒まさせてくれたコトに
、SUSスライドAssyを売りたくてしょうがない某社には感謝していますが。。。
バネ関係については良いものもあっただけに残念です。 もう買うことは無いと思います。



面倒臭い話題でアレですが、、、とりあえづそんな感じで。  


Posted by 尾川屋  at 00:24Comments(4)タニオ・コバ USP